その他の業務について
私たちは法面工事以外にも外構工事や土木工事など多くの業務に携わっています。外構工事とは大まかに建物の外を施工する工事です。
建物の景観に関わる工事全般をイメージして頂くと分かりやすいかもしれませんね。また、土木工事は建物を建てる前の土台造りです。
区画を整理し強い土台を造ることで安心して使用できる土地を準備する仕事です。
法面工事（法面保護工事）
法面（のり）工事とは山肌や崖などの安定、また強化することで浸食や崩壊を防止する工事のことです。
一口に法面工事といえど、その工法は多岐にわたります。以下では詳細を記載しておりますが、モルタル・コンクリートの吹付だけでなく、植生基盤材吹付など、用途・場所、目的などにより施工内容は変化します。まずは、代表的な法面工事について勉強してみましょう。
モルタル・コンクリート吹付工
モルタル・コンクリート吹付工は、吹付機にセメントや骨材等を投入して撹拌し、圧縮空気で斜面に吹き付ける工法です。外気や温度変化，浸透水の遮断効果が高いことから、多くの法面工事に採用されています。
吹付法枠工
切土や盛土によって造られた斜面に格子枠を作り、そこにモルタル・コンクリートを吹き付けることで、斜面の安定を図る工法です。また、枠内を緑化することもでき、周辺環境との調和が図れるのも本工法の利点です。
植生吹付工
種子・肥料・生育基盤材等を包含、装着したシートやマットをアンカーピンなどで斜面に固定し貼り付けます。法面を被覆することにより、植物を育成させて法面の安定化、自然化を促進します。
